Adaptive Bitrate Streaming(ABR)はHTTPネットワークを通じてライブストリームを有効に伝送する方式の1つです。ユーザーのプレーヤーに、同一の内容でビットレートまたは解像度が異なる複数の出力を提供し、さらにネットワークの状態を検出することによって、そのプレーヤーのネットワークにとって最適なリンクをアダプティブに配信し、それによってネットワークのラグを減らし、ライブストリーミング体験を向上させます。
マルチビットレートアダプティブの設定を行いたい場合は、初めにChannel Managementで設定したいChannelを選択した後、Editをクリックし、NextをクリックしてOutput Group Setting設定ページに進みます。ここでは必要に応じて、ビットレートまたはプロトコルの異なる出力グループを設定することができます。具体的な出力設定については、出力グループの設定をご参照ください。 ここではHLSの出力プロトコルを例に、設定の手順をご説明します。
1. 初めにトランスコードテンプレートの設定を行います。オーディオトランスコードAcodecではAACのみサポートしています。対応するBitrateフィールドを設定します。入力ソースがTSかつ対応するPid Selectorを設定済みである場合は、Mainfest内に表示するLanguageフィールドもここで設定することができます。
2. マルチビットレートアダプティブは、ビデオテンプレートでより主要な役割を発揮します。ビデオのビットレートはオーディオに比べて大きく、ネットワーク速度の影響をより受けやすいからです。ビデオトランスコードVcodecはH264、H265の2種類のコーデック形式をサポートしています。Rate Control ModeにはABR(動的ビットレート)とCBR(固定ビットレート)の2種類のモードがあります。また、より低いビットレートで同等の視覚効果を得たい場合は、よりハイグレードなトランスコード方法を使用し、Top Speed Codec Transcodingを有効化することができます。このモードを有効にすると、Rate Control Modeの変更はサポートされなくなります。
3. トランスコードテンプレートを設定すると、Outputsで複数のビットレートの組み合わせの出力を設定できるようになります。ここでは2つのビットレートの出力グループを選択します。
4. 完了Doneをクリックすると、入力があった際に2つのビットレートを持つHLS出力が生成されます。